モザイクランプとパレスランプ

 

「モザイクランプ」は、ランプの外側を色とりどりのガラスやビーズなどで飾ったランプです。ランプの中に明かりを灯すと、そこからは幻想的なリフレクションが得られます。

 

モザイクランプの色とりどりのガラスから揺らめく光によって、まさにオリエンタルなムードというものが演出されます。その形状はパンプキン型と呼ばれるカボチャのような形のものが多いですね。

 

モザイクランプはトルコランプを代表するようなデザインであるといえます。

 

「パレスランプ」は、19世紀オスマントルコ時代の富豪たちの邸宅を飾った華やかなランプであり、こちらも異国情緒漂うクラシカルなランプです。アラブ風のイメージが強いランプであり、その形状は基本的にパンプキン型とナツメ型に分かれます。

 

オプティックと呼ばれる凹凸のある美しいガラスは、当時高い技術を持っていたボヘミアで作られたものです。これだけ大きさのあるガラスそのものが、とても貴重なものであったといえるでしょう。

 

「パレスランプ・シリンダー」は、19世紀の邸宅を飾っていたオスマンスタイルのランプをアレンジしたものです。ボヘミア製の透明感ある大きなガラスが非常に迫力を持っています。波打つようなオプティックのガラス面から、壁に反射する光が美しい上品なランプであるといえるでしょう。